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建設工事作業所に、工事用の臨時電気を引くのが『仮設受電設備工事』です。
東京電力の電柱から敷地内に電線を引き、一定期間、電気の使用を可能にします。
工事中は、その臨時電気を利用して建物を建てます。工事が終了したら、配線等は撤去してしまいます。
使用する電動機、電動工具、仮設照明などにより低圧受電と高圧受電に分かれますが、
ここでは、低圧の仮設受電について詳しくご説明します。
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■仮設電気が受電されるまでの流れ<チャート図>
- 現場調査
- 東電図面作成
- 東電申込み
- 内落
- 工事費支払い
- 東電工事
- 東電送電調査
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1.現場調査
電気が欲しい現場作業所の要請により、敷地の周辺調査をします。
主に、東京電力の電柱が敷地周辺にどのように建っているかを調査します。
それらの情報をもとに、以下の項目について作業所と打合せを行います。
- 受電場所(受電用電柱を建てる場所)
- 受電容量
- 送電希望日
- 使用期間(工期)
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2.東電図面作成
現場調査と作業所との打合せをもとに「電気工事設計図」という専用用紙で 東京電力への申請図面を
作成します。
契約の種類は、ブレーカ契約・回路契約など、いろいろありますが、ここでは、ブレーカ契約を前提に
説明します。
ブレーカ契約は、契約したアンペアブレーカの容量まで電気を使用できます。
負荷設備を全て登録する必要がないので、状況に応じて、さまざまな電動機を使用する建設作業所に
適しています。
東京電力の、どの電柱から作業所の何処に電気を引くのか、距離は何メートルか、受電盤はどのようなものを取り付けるのか、送電希望日はいつか、などを設計図に記載します。
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3.東電申込み
作業所の管轄の東京電力の営業所へ、2.で作成した申請図面を持参し、 電設窓口で仮設電気引込みの申込みをします。
申込み番号をもらい、 協議(東京電力の電柱上にあるトランスの容量などを調べる)をします。
容量が足りれば、仮設電気引込みの設計があがります。
容量不足や、低圧本線がない場合は、設計廻しとなり、設計完了まで 約2週間かかることになります。
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4.内落
東京電力への申込み図面の通り、受電用電柱(1号柱)を建柱します。
鋼管ポール(7.0m物)を使用します。
建柱車を使う場合もありますが、弊社では、人力で建てます。
建柱後、受電盤を図面通りに設置し、東京電力のメーター取付用の
木板も取付けます。
これらの作業を「内落(ないらく)」と言います。
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5.工事費支払い
仮設受電の場合は、東京電力に臨時工事費を支払います。
工事用の仮設受電であっても、使用期間が1年以上であることが確定していれば、臨時工事費はかかりません。
しかし、この場合、万一1年未満で受電設備を撤去した場合、あとで請求されます。
臨時工事費を支払うと、電気の入る「送電確定日」を決めることが出来ます。
(内落は、既に済んでいるものとします。)
これを、「落成をあげる」と言います。
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6.東電工事
東京電力の電柱と、4.で建てた受電用電柱(1号柱)とを繋ぎます。
東京電力の関連工事会社(関電工など)が施工します。
この工事が終わると、実質的には電気が使用可能となります。
だからと言って、勝手に使ってはいけません。
5.で決まった送電確定日に行う、東京電力の送電調査が終わってから晴れて使用開始となります。
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7.東電送電調査
落成をあげた時に決まった「送電確定日」に、東京電力の担当者が調査しに来ます。
申請図面通りに施工されているか、危険な箇所はないか、などを点検し、問題がなければ送電となります。
問題があった場合は、改修箇所を指示する通知が電気工事店に来ますので、指示通り改修し、再度、
東京電力に送電調査依頼をします。
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